物件&モデルルーム見学の基本
未完成の新築物件(マンション・一戸建て共に)はモデルルームやモデルハウス内を見学した後に、購入を決定します。
完成後、入居後のイメージをしやすいように、家具などがコーディネートされていたり、オプションの壁材・ドア材が使用されている事も多くあります。
実際に入居した時に「モデルルームで見たときとイメージが違う」と思ってショックを受けないためにも、今回はモデルルーム見学の基本をご紹介致します。
モデルルーム・モデルハウスの見学の基本
新築物件の場合
- 間取りを確認
- 壁紙等のオプションの確認
実際に自分が購入する物件の間取りとモデルルームの間取りは異なることがあります。
そのため、購入を予定している物件の間取りをイメージしながら見学するようにしましょう。
また、標準仕様とオプションをしっかりと確認しておくと、「何に費用が発生して、どれが費用内なのか」が明確になります。
実際に購入する住居との差異をなくすためにも細かく担当者に確認する事も大切です。
完成済み・中古物件の場合
中古物件や完成済みの物件の場合は、実際に住むつもりで見学できるのが特徴です。
設備の使い勝手や日当たり・風通し、周辺設備なども含めて確認することができます。
実際に住む事をイメージし、使い勝手の良い部分や悪い部分を細かに確認していくと良いでしょう。
中古物件の場合は、経年劣化などが残る場合もあるため、ドアの歪みや隙間風など構造に問題がある部分などがないかもチェックしておくと良いでしょう。
しかし、壁の汚れや畳の劣化といったリフォームや改装などで綺麗にできる部分は、購入後に改善できるためそこまで気にする必要はありません。
複数物件を見学することが大切
1件より2件、2件より3件見学しよう
モデルルームやモデルハウスを初めて見学すると、綺麗にコーディネートされたインテリアを見て、それだけで舞い上がってしまうことが多々あります。
気持ちが高揚したまま衝動買してしまうと後々後悔してしまう結果にも繋がりかねません。
冷静に判断するためにも大切なのは、モデルルームの見学を1件だけで終わらせるのではなく、2件・3件・4件と数多く回ることが大切です。
多くの物件を見学することで、モデルルームにもなれることができ、相場観やそれぞれの物件の良し悪しが分かるようになります。
実際に住んだときのイメージなども付きやすく、冷静に判断することができるようになるため、失敗する可能性を減らすことができるでしょう。
購入前に再度見学してみよう
購入する物件がある程度絞り込めたら、再度物件を見学しに行ってみましょう。
1度しか見学できないという決まりはない事や、高額な買い物になるため、慎重に不安な点を潰しておくことが大切です。
以下のチェック項目を参考に物件見学をしてみてはいかがでしょうか。
- 朝・夜など時間帯を変えて見学する
- 晴れの日や雨の日など天候を変えて見学する
- 周辺環境も合わせて確認する
- 家具の設置を想定してメジャーを持参して図ってみる
- デジカメなどで室内の撮影を行いイメージを固める
- その他気になる点をまとめておく。
モデルルーム・モデルハウスを見学することが大切
モデルルームやモデルハウスをしっかりと見学しておくことが、購入後のイメージの差異をなくすことに繋がります。
人によっては面倒に感じる方もいるかもしれませんが、高価な買い物にもなりますので、失敗しないためにもしっかりと見学するようにしましょう。