一人暮らしの生活費の全国平均を調査してみました。
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一人暮らしを始める理由は様々かと思います。
みなさん初めて一人暮らしをはじめる時に不安になるのが「生活費」に関すること。
今までと違い、家賃・光熱費・食費など様々なお金を自分で支払う必要が出てきます。
そこで今回は、総務省統計局・家計調査報告(家計収支編)を元に、一人暮らしに必要な生活費の平均をご紹介していきます。
一人暮らしの生活費全国平均
総務省統計局・家計調査報告(家計収支編)の2016年のデータを元に一人暮らしの生活費全国平均額をご紹介していきます。
全国平均ですので、一人暮らしをはじめる地域によって多少の生活費の差は出てくるでしょう。
東京23区に住む場合は当然高くなり、田舎に行けば行くほど平均より安くなる事が予想されます。
また、ライフスタイルによっても平均額から前後します。
その点も考慮に入れて一人暮らしに必要な生活費の参考にしてみて下さい。
一人暮らしの月平均額
一人暮らしの一ヶ月の消費支出額は158,911円です。
季節ごとでみていくと
- 1〜3月期 153,178円
- 4〜6月期 152,760円
- 7〜9月期 152,472円
- 10〜12月期 165,412円
暖かくなるに連れて生活費は減少し、寒くなると増加しているのが分かります。
食費
全国平均39,808円
外食・自炊全てを合わせた一人暮らしの食費の全国平均です。
自炊を積極的にされる方ですと、更に安くもなるでしょう。
逆に、自炊は全くせず、外食がメインの方やお酒をよく飲む方は当然その分食費が高くなります。
1ヶ月あたりの、外食にかける費用は全国平均で11,156円です。
それだけ?と思うか、そんなに?と思うかはライフスタイルによって意見が分かれる所でしょう。
一人暮らしの平均家賃
家計調査報告では一人暮らしの全国平均額が21,689円と大変低く報告されています。
この原因は下記のように説明されています。
これは,持家や家賃の低い給与住宅に住んでいる世帯も含めた全部の世帯の平均だからです。
引用元第4 家計調査結果の利用に当たって
その為一般的な賃貸に住んでいる場合は、この数値には当てはまりません。
そこで弊社で独自に調査した一人暮らしの平均家賃は6万5000円です。
家賃の目安は手取りの3分の1と言われており、収入やライフスタイルと合わせて家賃を決めていくのが良いでしょう。
また、家賃には、共益費、管理費、火災保険料が含まれています。
車を所有する方は、更に駐車場代などが別途必要となります。
光熱費
一人暮らしの全国平均11,028円。
電気・ガス・上下水道やその他の光熱費用がこの項目に含まれています。
最近ですとLED電球や、エコ家電などの普及で光熱費を安く押さえられる手段も増えてきました。
もし、あなたが「高すぎる」と感じたら家電や水道の使いすぎなどの原因を探ってみるのも良いでしょう。
交通費
自動車を含めた交通費の全国平均額は12,291円。
電車のみの移動で、自動車を使用しない方は当然更に安くなります。
その逆の場合も、地域によっては安くなるケースもあるでしょう。
通信費
今や生活には欠かせない携帯・インターネットといった通信費
一人暮らしの全国平均6,416円。
スマホだけで1万円超えている!という方も中にはいらっしゃるでしょう。
自宅の通信費を見直すことで、費用を数千円におさえられるケースも少なくありません。
何気なく払ってしまっている支出を見直し生活費を押さえてみましょう。
一人暮らしには様々な生活費が必要です。
今回は一人暮らしに必要な一般的な生活費を挙げてみました。
この他にも交際費や、教育費用、家具・家事用品の購入費用など、様々な生活費が必要となってきます。
今回ご紹介したのはあくまでも全国平均ですが、自身の生活費を今一度確認してみてはいかがでしょうか。
見直すことで今まで気づかなかった無駄遣いを見つけるキッカケにもなるでしょう。