入居率が1年以上50%だった物件が、たった1か月で10室も決まった話
本日は、今年管理のお話を頂いた事例の紹介をします。
物件概要はこんな感じ
- 加古川市内
- 築28年の5階建てRC造のマンション
- 戸数36戸
- 間取りが、1K・1LDK・1LDK+ロフトの3パターン
- 空室が36戸中18戸
入居率50%
物件としては、人気のJRまで徒歩15分とEV付きで、更に駐車場が100%あり物件としてはかなりの希少物件です。
物件調査の結果、家賃はそこまで近隣と比べ高くはないが、半数以上空室がありなかなか埋まらないとのことです。
今回弊社で行った空室対策がこちらになります。
問題点の洗い出し
初期費用が高い
近隣の物件の相場をリサーチすると、家賃の金額はそこまで高くはありませんでした。
ただ、実際契約する時の費用が同じシングル物件を借りても10万円ほどの開きがありました。
インターネットへの掲載がない
今の時代、物件の問い合わせの8割は不動産ポータルサイトが大半を占めています。(SUUMO、HOME’Sなど)
以前の管理会社はインターネットへの掲載がありませんでした。
かなりのウィークポイントかと思います。
申し込みが入ってからのリフォームをする
案内の時にリフォームが完成していませんでした。
第一印象はお部屋を決めるうえで大変重要です。
ご見学の時に、お部屋の状態が退去後のままだととてもマイナスポイントです。
今回のご提案
相場に合わせる
家賃の金額ばかりに意識が行きがちですが、今回は敷金・礼金の預かりの部分を0円にする提案をさせていただきました。
「敷金・礼金0円」とセットで「家賃の保証会社」を導入することで預かり金でとることで家賃の回収ができない場合のリスクヘッジも同時にさせていただきました。
インターネット広告の充実
より多くのお客様に目が止まるように、弊社のHPの他に不動産ポータルサイトの大手「SUUMO」「HOME’S」にも広告を出してより物件のPRを行いました。
掲載する写真も部屋が広く・きれいに映るよう、カメラや画角などをこだわっています。
事前リフォームにより案内時の見栄えUP
今回は募集を開始するにあたり、同時にリフォームもスタートしていただきました。
インターネットの掲載にも連動しますが、リフォームが完了しているかどうかで印象がかなり違います。
多くの方はリフォームが前の物件はどんなリフォームで綺麗になるかイメージがつきません。
多くの方がきれいな写真を見て問い合わせるかどうかを判断されます。
リフォームの完成した物件はマイナス印象になることが少ないので、他のリフォームができていない物件と比較してもらうことで差別化をはかります。
結果
2月の終わりから募集を開始して4月の末までおよそ1か月の期間でなんと、10件の部屋が契約になりました。
入居率も管理をいただく前から入居率も25%の大幅UP!!
入居率75%に急上昇しました。
現在もお問い合わせの多い人気物件に大変身しました。
今後も空室対策や改善などをオーナー様向けに事例のお話していこうと思います。