気をつけて起きたい退去時に遭遇しやすい5つのトラブル
引越しが決まったら、一番気になるのは新しいお部屋探しかと思います。
- どのような家に住もうか。
- どのような家具を買おうか
新居を探すのはとても楽しいのですが、意外と見落としがちなのが退去時の事。
- 敷金をきちんと返してもらうためには
- 退居の連絡はいつまで?
知っているようで意外と知らない事がたくさんあります。
今回は退去時に起こりやすい3つのトラブルをご紹介いたします。
退去時に慌てて損をしないようにしっかりと予習しておきましょう。
退去時に遭遇しやすい5つのトラブル
退居の連絡が遅れて家賃をダブルで払うことに
一般的に退居の連絡は1ヶ月前までと定められていますが、稀に2ヶ月前申告の物件もあります。
契約書にも記載があるのですが、うっかり忘れてしまうことも珍しくありません。
退居の連絡が遅れてしまったがために、新居と旧居の家賃をダブルで払う事になってしまうと痛い出費となってしまいます。
新居探しと同時に、退居の連絡をいつまでにしなければいけないを今一度確認しておくと良いでしょう。
入居期間が短く違約金が発生した
フリーレントが設定されている物件の場合、最低入居期間を設けているケースが多々あります。
入居時に1年や2年未満で退居する場合は、違約金が発生するという説明を受けているはずですが、忘れてしまうと思わぬ出費になってしまいます。
退居連絡の期限と合わせて、違約金が発生しないかも契約書で確認しておくと良いでしょう。
入居前に同意していたとしても、忘れていた出費が発生すると痛手に感じてしまうものです。
新居探しの際も退去時の事まで合わせて考えておくと良いでしょう。
タバコの汚れで敷金がかえってこなかった
喫煙者の場合、一番気にして置かなければいけないのが壁のヤニ汚れ。
換気扇の下やベランダでタバコを吸っていたとしても、壁が黄ばんでしまっていたということも珍しくありません。
タバコによる壁紙などへのダメージは入居者の過失とみなされるため、修繕費を請求されてしまいます。
部屋全体の壁紙の張替えとなってしまうことも珍しくないため、敷金が帰ってこない事も。
またニオイが染み付いてしまっている場合は、ニオイをとるために専門の業者を呼ぶ場合もあります。
喫煙者の方は敷金が帰ってこない可能性も考えておく必要があります。
修繕を自分でしたけど効果がなかった
壁の傷や床の傷など、ホームセンターにいくと修繕キットが簡単に手に入るようになりました。
退去時に合わせて自分で修繕する人も多いのですが、プロの目からみると残念ながら不十分である場合がほとんどです。
そのため、ご自身で修繕を行った場合でも、退去時に再度修繕を行うこともあります。
再度修繕となってしまった場合、ホームセンターでご購入頂いたお金が無駄になってしまいます。
汚れなどとは違い、修繕が必要な損傷に関してはプロに任せていただくのが一番でしょう。
住所変更を忘れていた。
退去時に合わせて注意しておきたいのが「住所変更」です。
郵便局で転送届を出すことで、一年間は新居宛に転送されるように手続きができます。
ですが、そのままにしてしまい1年後に手紙が転送されてこない!というトラブルになる場合も。
転送届はとても便利ですが、できれば新居が決まった段階で住所変更を行っておくとよいでしょう。
新居探しと退去時の対応両方に気を使っておきましょう
新居探しや引越しの荷造りばかりに気を取られてしまうと、いざ退居という時に色々と損してしまうことも珍しくありません。
そうならないためにも、退去の準備は早め早めに行うようにしましょう。
さらに、損傷部分やこびりついた汚れなどは申告していただく方が結果的に安くつく場合も。
その他にも分からないことや疑問点があれば「契約書」や担当者に確認することで簡単に解決するでしょう。